革小物ができるまで。〜①打ち合わせ〜

こんにちは。
製作担当の万作です。

 

これからどんな記事を書いていこうかというところで、

革小物がどのようにして製作されていくのか。新しい商品が出来ていくのかを、少しずつではありますが、僕なりに紹介していければなと思っています。

 

全体の流れはどの商品でも大体はこんな感じになります。
今回は、①打ち合わせに関することを記事にしたいと思います。

 

 

まず、お客様から依頼を頂いて打ち合わせをします。

 

打ち合わせは非常に重要な工程です。

どのような物を作りたいかを事細かく確認し、お客様のイメージしているものを頭に浮かべます。
お客様のイメージをベースに、ノートに簡易的な図面を書きながら、プラスアルファ自分からも提案をし、お互いで1つのイメージを作りあげていきます。

 

 

打ち合わせの時点で決めることは、

・ デザイン
・ 素材選び(外/内)
・ カラー
・ 金具の種類、色
・ ステッチの色
・ 予算

などあります。

 

ただ、すごく細かな部分に関しては、モノが出来上がって来ないと、お客様もイメージしづらいこともあるので、その際は、製作途中の段階で、確認していただく場合もありますが、大抵のことは打ち合わせで決め、製作に取り掛かるようにしています。

 

打ち合わせする中で、僕がいつも大切にしていることは、

「商品のコンセプト」と、「お客様のこだわり」の部分です。

 

お客様からいただいた図面だけで作ることもありますが、僕は、お客様がどのような場面で使用するのか、どのような部分にこだわりたいのか等、お話しをしないとわからない部分を理解することで、 より良いものができると思っていますし、お客様にも喜んで貰えることが多いと感じます。

 

 

ものづくりは、製作する技や知識、経験も大切ですが、より良いモノを作り上げるためには、何よりもお客様と製作者とが、お互いの気持ちが通じ合うことが何よりも大切だと僕は思っているので、打ち合わせは時間をかけ、できる限り、世間話も含めお客様と会話することを心がけています。

 

 

打ち合わせ終了後は、型紙作りに取り掛かります。

 

次回は、②型紙作りについて、紹介していきたいと思います。

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