【革のきほん】イールスキンってどんな素材?3つのポイントで分かる特徴と魅力。

こんにちは。制作の山崎です。

以前の記事でハレルヤで扱っている革について書きましたが、今回はその中から「イールスキン」の特徴や魅力をもう少し詳しくお伝えしたいと思います。

▶︎「素材から見る革の種類」

ハレルヤで扱っている革は牛革、馬革、山羊革、うなぎ革と幅広くあります。

お財布や革小物といえばやはり牛革や馬革が一般的です。では「うなぎ革の魅力」とは?

そもそもイールスキンとは?

聞きなれない名称の「イールスキン」ですが、素材は「うなぎ革」。

うなぎと聞くと私たち日本人はあのうな重を想像してしまいますが、製品用の素材となるのは食べることのできないアブラウナギの皮が原料になっています。

うなぎ=英語で「eel」

実はそのままの名称なんですね。

あまり馴染みのない素材ですが、海外ではファッションアイテムの素材として使われることも多く、日本でも近年イールスキンのアイテムを見かけることが多くなったのでないでしょうか?

 

 

その1.本革とは思えない軽やかさ

まず第一の特徴は素材そのものの軽さにあります。

重厚感がある他の革に比べて艶やかで、軽いのが特徴です。

牛革などを持ちなれている方はその軽さと薄さに初めは少し不安に感じるかもしれませんが、強度は十分にあるのでご安心ください。

牛革財布との比較

オールレザー長財布(Navy)

サイズ(約) : W19.0 / H10.5 / D2.3 cm

重さ(約) : 200g

 

イールスキン長財布A(Camel)

サイズ(約):W 21cm / H 11cm / D 2.0cm

重さ(約):136g

サイズ感は少しイールスキンの長財布の方が大きいぐらいですが、重量はかなりの差があります。

当店の牛革オールレザー財布は内側まで全面牛革なので一般的にも重ためのお財布にはなるのですが、それでも歴然とした差があります。

手に取ると本当に軽いと思える素材です。

 

その2.独特な質感と光沢

イールスキン素材にはエナメルのような輝きがあるのが魅力の一つです。

また、細長い皮なので継ぎ目があり、革中央に縞模様があります。

そのため一つのアイテムの中で表情豊かな革素材の質感が楽しめます。そのあたりも、革を楽しみたいという方から人気のあるポイントかもしれませんね。

イールスキンは原料がうなぎ革なので比較的水には強い素材ではありますが、長時間濡れたり水に浸かってしまうと染みや色落ちが出来る場合もあるので、他の革同様、水濡れに気をつけたりお手入れをしてあげることも大事です。

 

その3.発色の良さが生み出すカラーバリエーション

イールスキンがなぜファッションアイテムの素材として注目されるのか?

それは発色の良さが大きなポイントではないでしょうか。

ハレルヤのイールスキンアイテムも、多いものでは20カラー前後もあり、自分の「好きな色の革」を持てるというのが嬉しいポイントです。

パステルカラーやビビッドなカラーまで綺麗に発色するので、男女、年代問わずに人気があります。

 

シルバーやゴールドまであるお財布、、、なかなか無いのではないでしょうか?

 

一度手に取るとその質感や特徴がクセになってしまう方も多いイールスキン。

ぜひ一度取り入れてみてください。

 

ハレルヤではイールスキンのアイテムも数多く取り扱っておりますので、よろしければそちらからもご覧下さい。

 

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

 

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