革を選ぶ楽しみ…姫路の個性的な革、姫革リミテッドとは??

こんにちは、受注スタッフの武部です。

今回はハレルヤの革製品の中でも、ひときわバラエティに富んだ商品をご紹介したいと思います。

世の中にはこんなにいろんな革があるのか!

と、革の可能性を感じさせてくれるその商品は、「姫革リミテッド」といいます。

そもそも姫革リミテッドとは?

正式名称をHIMEKAWA Limited Editionというのですが、

「姫路革を世界に!」

というスローガンのもと、姫路で生産された革を世界に発信していくプロジェクトの一環で製作されたものです。

姫路革のタンナー14社が集結し、各社のオリジナル革で作られた商品達です。

実は日本における皮革産業の歴史は古く、3大皮革産地と呼ばれる地域があります。

一つは東京、一つは和歌山、そして一つが姫路と言われています。

中でも姫路は日本最古の皮革産地。

そんな歴史ある土地のタンナーさんたちが、それぞれ工夫を凝らした革を使用した、贅沢なお財布…

それが、「姫革リミテッド」です。

実は、ハレルヤで取り扱っている商品の中で1番バリエーションが多い商品です。

この9個のお財布も、すべて使用している革が異なります。

同じような革に見えても、タンナーさんが異なれば、その加工方法も千差万別。

使用する革、なめし方、染め方、仕上げ方で、全く異なる表情に仕上がります。

例えばこんな革…

製作革の種類:
キップ(※) コンビネーション鞣し ダークブラウン

製作革の特徴:
キップ特有のきめ細かさと自然な発色が特徴で、経年変化でツヤが出て質感も良くなります。

ソフトボックス、アンリン仕上げで細やかな銀面。
従来困難と言われてきた銀面表面のタッチに優れた北米キップで、欧州本場のボックスキップを実現。

※生後6ヶ月~1年程度の中牛の革

 

製作革の種類
カーフ(※) シュリンクレザー ネイビー

製作革の特徴
カーフの植物タンニン鞣し。
素上げ調仕上げ(仕上げ剤をあまり使用せずフェルトバフなどでツヤを出す)を施し、素上げ感を楽しめます。
シュリンクレザーとは鞣しの段階で特殊な薬品につけることで革の表面を縮ませ、革本来のシボが強調され独特の風合いになります。

※生後6ヶ月以内の子牛の革

 

製作革の種類
キップ ヒョウ柄箔 ブラック

製作革の特徴
キップ使用。コンビネーション鞣し後にヒョウ柄プリント。
毛波型押し後に手張りにてリアルさを表現するためにメタリックツートンにしています。
一見本物の毛皮とも思わせるハッとするルックスが特徴。

 

製作革の種類
床革PUレザー(合成皮革)グリーン

製作革の特徴
床革とは、皮を銀面(表面側)とその下層部分に水平に分割した時の下層部分のこと。
表面タッチ。床革にラミネート加工(皮革の表面にプラスチックフィルムを接着)を施し鮮やかな色合いに。

定番カラーから、革とは思えない鮮やかなカラーまでいくつかピックアップしてみました。

同じ牛革でも、成牛や子牛で質感が異なったり、

これが…革…!という加工ができてしまったり、

他にはどんな革があるのだろう?と気になった方は是非、こちらをご覧ください。

 

姫革リミテッドの商品展開は2通りで、

今回紹介したコインケースの他には、長財布もご用意しています。

長財布、コインケースともに非常にシンプルなデザインですが、

タンナーがこだわった質の高い革だからこそ、このデザインでも十分に見ごたえがある。

革を通して、各タンナーさんの革への情熱を感じていただけると嬉しいです。

各色在庫がわずかしかないので、気に入った革はお早めにご注文ください♪

 

それでは今回はこのあたりで。

ありがとうございました。

▶姫革リミテッドシリーズ一覧はこちら

 

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