【工房紹介】栃木レザーキーケースができるまで part.1

こんにちは。ハレルヤスタッフです。


皆さんはご自分でレザーグッズを製作したことはありますか?

簡単そうに見えて、実は沢山の工程を経て一つ一つ丁寧に作られています。


今回は、栃木レザーキーケースの製作過程を皆さんにお見せしたいと思います。


今から製作する商品はコチラです!

栃木レザー4連キーケースコンビカラー Coral

 

革の裁断



まず初めにキーケースのパーツを製作する為の革を用意します。

使用する革は栃木レザーです。

レザーアイテムが好きな方は、知っている方も多いのではないでしょうか。

■栃木レザーとは?
日本のみならず世界でも評価が高いレザー。
栃木レザーは、栃木レザー株式会社が製造する革のことで、
その名の通り栃木県に会社があり、
1937年から続く、老舗の皮革製造メーカーです。
特徴は、しなやかで丈夫で革の表情が分かるなど沢山ありますが、
なんといっても一番は、エイジング(経年劣化)が楽しめることではないでしょうか。
ハレルヤでも財布やバッグ、キーケースなどの商品に使用しています。


シボの主張が強く革の表情がはっきりしており、とても味のあるレザーです。



 

パーツの貼り付け



次に用意するのは、ゴムのりと刷毛です。

革以外にも紙,木材,金属などの接着や

感圧性粘着テープの接着剤として利用されています。




革の床面にゴムのりを塗り、

ちょうど良い大きさにカットします。


両面に塗ったのりが乾燥してから、しっかり貼り合わせます。

ゴムのりは乾燥させた方が、粘着力がアップするそうです。


パーツの型抜き



貼り合わせたパーツを均等な大きさにする為に、

1つ1つのパーツを金型で型抜きを行います。


それぞれのパーツの大きさに合わせて、

金型専門の工場に特注で作っていただいております。


先程切ったパーツに金型を乗せ、


プレス機で上からしっかり押し込みます。



これでキーケースに使用するパーツが全て揃いました。

※写真に映っているパーツはキーケース2個分です。

 

ロゴマークの刻印



キーケースにブランドロゴを刻印します。

ロゴだけでも何種類もあり、

財布やカードケースなど製作するものによって使い分けています。


今回使用するのは右下のロゴです。



ロゴを入れたい部分に少量の水をつけます。


水につけることよって革の表面が柔らかくなり、

刻印をはっきりさせることができます。


濡らした部分に刻印を乗せ、

位置を合わせてから先程のプレス機で押し込みます。



はっきりとした刻印が入りました。




今回はここまでです。part.2に続きます。


次回はいよいよパーツの縫い合わせに入ります。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

それでは。

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