革製品メーカーの縫製職人が栃木レザーと児島デニムのトートバッグの作り方を公開【REAR】

皆様こんにちは!

たまさとです。

今回は、REARのビッグトートバッグができるまでの工程をご紹介させていただきます😌

楽しんでいただければ幸いです😊

裁断

まず、トートバッグを作るためのデニム生地を裁断します。

デニムのロール
デニム商品を作る時は、いつもこの150cmあるロールから切り出しています。
裁断後のデニム
裁断後がこちらです。

プリント

REARのビッグトートバッグは表地にプリントが施されており、Hallelujahのwebデザイナーの山崎さんが、シルクスクリーンという技法で1点1点手刷りして下さっています。

シルクスクリーン

シルクスクリーンの説明画
シルクスクリーンとは、版にインクが通過する穴とインクが通過しないところを作り、版の上からインクを塗ることで布の表面に図面を印刷する技法です。
手刷り風景
手刷り風景です。
手刷り後の仕上げ

ロック

デニムサコッシュの記事でもご紹介しましたが、布を裁断したらまず最初に「ロック」をします。

「ロック」とは、布は裁断した後、その面からほつれてきてしまうので、特殊なミシンで縫うことでほつれを防ぐことです。

ロックミシンをかけている
4本の糸を掛け合わせて縫っていきます。
ロックミシン後
しなくてもいいところ以外、ロックできました。

では、縫い合わせてゆきます!

ポケットを作る

ビッグトートバッグのポケットと出来上がり前の生地
まずは、トートバッグの中のポケットから作ってゆきます。
縫うふちの説明
最初にポケットのふちを縫います。
ふちをアイロンで型をつけして縫う
アイロンで縫い幅の型をつけて、縫っていきます。
ポケットの下の端を縫う
次は、2枚の生地を縫い合わせてポケットを作ります。
2枚の生地を縫い合わせてポケットを作っていく
①…端を縫い合わせる。
②…縫い合わせたところを裏返す。
③…アイロンで型をつける。
④…型をつけた所を上からまた縫っていく。この時、2枚の生地の左右の端も仮止めで縫っておきます。
ポケットの端をパイピングする
最後に、仮止めしているポケットの端をキャンバス地の平紐でパイピングします。
ポケットの完成型
ポケットの完成です!

裏地を作る

お次は、トートバッグの中の裏地を作ります。

裏地の生地
裏地に使う生地です。
これは1枚の繋がった大きな生地で、袋状になるように端を縫い合わせてゆきます。
裏地の縫い合わせ
端を縫い合わせて、開いてアイロンをかけます。
次に、角を潰してマチを作ります。
裏地の完成後
裏地ができました!

表地を作る

表地を作ってゆきます。

表地の生地
表地は裏地と違って2枚に別れています。
なので、左右と下の端も縫い合わせます。
表地の縫い合わせ
端を縫い合わせて、マチを作ります。
この工程は裏地の時と一緒です。
表地のマチを作る時の角の合わせ方
表地の角を潰すとき、横から見た時の出来上がりの上下の線が綺麗に合わさるように、気をつけて縫います。

合体させる

それでは、これまで作ってきたポケット、裏地、表地を合体させます。

本体の口の縫い代の型付け
まず、口の部分の縫い代をアイロンで型づけします。
表地に裏地とポケットを仮止めする
次に、裏地とポケットを仮止めします。
本体の口を縫う
型つけした縫い代を縫っていきます。
アイロンをして完成
アイロンをかけて、本体の出来上がりです!😆

仕上げ

最後に、栃木レザーの持ち手とホックをつけて完成です。

型紙で印をつけて穴を開けて金具をつける
型紙で印をつけて、穴を開けて、持ち手と金具をつけてゆきます。
完成型
ビッグトートバッグの完成です✨

最後に、

今回は、REARのビッグトートバッグが出来るまでの工程をご紹介させて頂きました!

楽しんで頂けましたか?🧐

ビッグトートバッグは作りは簡単に見えますが、プリントや持ち手など、シンプルかつおしゃれで使いやすいデザインになっています✨

これからも色んな方にお使い頂き、喜んで頂けるように、1点1点心を込めて作ってまいります☺️

次回の記事もお楽しみに!

では、また。

商品の詳細はこちらからhttps://www.hallelujah.jp/smartphone/detail.html?id=000000000469&category_code=rear&sort=order&page=1

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