こんにちは、広報担当の田口です。
前回の記事に続き、今回も工房体験の続編を書いていこう思います。
前回お話した通りハレルヤ で働くまではモノ作りに無縁だった私ですが、最近はAirpodsケースを作ってみようと工房体験で教えてくれた革職人の万作さんと一緒にサンプル作りをしました!
体験で作業したカシメの取り付けをしたり、早速体験したことを実践に使えたので、なんだか嬉しかったです。こちらもまたブログ記事にできたらなと思います。
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9:30 パーツ型抜き
9:45 ビニール本体印付け◁ 今回はココ!
10:00 Hallelujahマーク刻印 ◁ 今回はココ!
10:30 革漉き
10:45 ミシン&糸切り
11:30 カシメ取り付け
12:00 マスクケース20個完成!
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さて、今回は栃木レザーマスクケース制作の「ビニール本体印つけ」と「Hallelujahマーク刻印」についてお話ししていきます。
ビニールの本体印つけは何のため?
前回のパーツ型抜きに続いて、まずはビニール本体印付けをしていきます。
目印をつけることで、部品を縫い付けるミシン作業の効率を上げてくれます。
桐と型紙を使って軽く目印をつけます。一度に数十個制作するため、毎回測りながら印をつけていては時間がかかってしまいますが、万作さんオリジナルの型紙を使えばすぐできちゃいます。
ここにも制作スピードアップの工夫が隠れていました。
ピタッとビニール上部を合わせて型紙に空いている穴4箇所にあわせて桐で穴を空けていきます。
Hallelujahマーク刻印は何を使う?
次は、専用のプレス機と刻印用金属型を使って、中央のHallelujahロゴマークのパーツに刻印をしていきます。
刻印が入りやすいようにパーツを少し濡らします。パーツの上に、金属型を置いて、プレス機の下にセットします。そしてレバーを下ろします。
パーツの中心に刻印をするのが難しかったですが…なんとか個数分の刻印ができました!
印付け・刻印編まとめ
今回は印付け・刻印の手順についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
印付け用のオリジナルの型を作ったり、工房には作業スピード上げるための工夫がたくさんあります。普段の自分の仕事でもどうすればスピードアップできるのか?とオリジナルな工夫をしながら仕事していきたいなぁと気が引き締まりました!
次回は、革の厚みを調整する「革漉き」について書いていきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。