こんにちは! 編集スタッフの坂口です。
早速ですが、今日は姫路の工場見学に行ったときのことをレポート致します!
とその前に、Made in Japanの革製品をチラリと。
リュックサック(馬革)
馬革特有の、上質で艶のある質感。そして持った瞬間にわかる軽やかさは、お手に取って頂いた方からも大変ご好評を頂いています。
しかし、私たち編集スタッフは、「そのような特徴をもった馬革で作られた商品」になった状態でしか、革を知りませんでした。
そうなんです。 知識はあっても、実際に手に取っていたのは「革でできた商品」で、お客様と一緒なのです。
皆様に愛される革になるまで、どのようにして作られているのか。
知りたい!いや、知るべき!私たち編集スタッフは知る必要がある!
ということで、早速姫路にある工場見学へ行ってきました!!
1.革になる前の皮「原皮」
早速着いて工場の中に進みます! 案内して下さったタンナーさんは気さくで優しくてキラキラ輝いていて元気で・・・本当に素晴らしい方なのです。
ここで、「タンナー」とは・・・
皮革製造に従事する仕事で、当然ながら鞄や革小物を製作するためには欠かせない、縁の下の力持ち的存在です。 『 皮から革を作る 』が、このタンナーの仕事になります。(引用:http://leather.joho88.net/005/)
タンナーさんの人柄に感動しつつ、後をトコトコと歩くと・・・ 鞣したての革。
機械、作業服。
その一つ一つを見る度、いつもいる空間と違いすぎて、目がまんまるになって、気づいたら口が開いてて、映画の中に入り込んだような感じというんでしょうか!
現実じゃないみたいな。工場の中を進んでいくにつれてそのような感覚に私は包まれました。
そして、私たちが手に取る商品の「革」にするための工程「鞣し」が行われる場所へ。 そこにあったのは、生きている「動物」を目で実感できる「皮」。
この皮は「原皮(げんぴ)」と呼ばれ、世界各地から仕入れられます。
この原皮を見たとき、私は今まで完成した商品を手に取っては「馬の皮でつくられたんだ」って思いながらも、実は全然自覚していないことに気づかされました!
そんな浅はかな自分に気づいて落ち込むところ・・・ではありますが、「本当に、馬の皮でつくられているんだ」って原皮を見て実感できた時、当店で取り扱っている「革製品」がどれだけ尊いか気付かされ、ただただ感動。 本当、革ってすごい!!!!
2.皮から革へ
そして実際に皮をどうやって革にしているのか、教えて頂きました!
まず!この原皮はそのままにしておくと腐ってしまうそう。
なのでこんな風に「塩漬け」されています。 まずはこの「塩漬け」を取るために、何度も洗うそうです。 その洗う機会が下にある、木製の大きな樽のようなもの。「太鼓」と呼ばれています。
そしてこの太鼓で洗ったあとは、いよいよ「皮」から「革」へと変化させる「鞣し」作業です。
この太鼓を使い、タンニン鞣しやクロム鞣しなど、種類にあった工程で、「革」を作っていきます。
そして革が完成すると、最後は別の太鼓で「染色」。
ざっっっくりと!説明させて頂きましたが・・・笑
このような流れで私たちが普段手に取る「革」が出来上がるんです^^!
とてもざっくりでしたが、一つ一つ手の込んだ作業で、鞣しの種類が違えば、また工程は変わっていきます。 その一つ一つの工程の手間も丁寧に、心を込めて、タンナーさんが革を作って下さっているのだなと、タンナーさんのお話を聞きながらひしひしと感じました!!
原皮からようやくできた「革」
でも、ここで終わりじゃなーーーーい!
その後の話は、「【ハレルヤスタッフ坂口が行く!】伝統ある姫路の革を作る、タンナー工場に行ってきました!(後編)」を綴りますので、そちらでレポしていきたいと思います!
それでは今日のところはこの辺で失礼いたします^^ 最後まで読んで頂きありがとうございました!
プロフィール:天真爛漫、喜怒哀楽が分かりやすい。(すごい速さで気分が変わるらしく、ハレルヤファミリーから「山の天気」と言われてしまう事も屡々。)今は色々な経験を積みたいので、当店ではショップページの編集や出荷のお仕事など、諸々、色々携わらせて頂いてます!ハレルヤの窓口としてお客様と関わらせて頂く機会も多いです^^ どうぞ、宜しくお願い致します!