こんにちは! たまさとです😚 突然ですが、革製品を洗濯してしまったことはありませんか? わたしはあります。 まだレザークラフトを始めたての頃、初めて作ったパスケースをポケットに入れたまま洗濯してしまって悲しくなりました🥲 革用のクリームなど持っていれば直ぐに塗りこんだりして元の柔らかい革に戻すようにお手入れ出来るのですが、なかなか常に持っているものではありません。 なので、お家にあるもの、いつも使うようなもので代用出来ればと思い、今回実験して行こうと思います。 楽しんでいただければ幸いです☺️
洗う
今回実験に使うのは、以前作る風景をブログにも載せた名刺ケースです! お暇があればそちらの記事もご覧ください🙇♀️【簡単】誰でも作れる名刺ケースを作ってみた。高級な栃木レザーを実験に使わせていただくなんて恐れ多いですが、やらせて頂きます✋
躊躇なく洗います🤲🏻🧼 ハンドソープも付けてガシガシ洗いました。
乾かす
びしょびしょになった名刺ケースを乾かします! 生憎天気が悪くて、すぐ乾くかどうか、、、
結局ストーブの前に置いて乾かしました🤣 乾いたあとはなんだか色が薄くなって、質感も栃木レザーのしなやかで柔らかいものではなく、乾燥してパキパキになってしまっています。刻印も消えてしまいました💦
お手入れ
早速始めていきましょう💪
使用するもの
お手入れに使うものは、・化粧水・乳液 ・ボディクリームです。お風呂に入ったあとなどのスキンケアに使うものですぐ手に入りやすいですし、普段からお家に置いている方も多いのではないでしょうか。
大丈夫なの?と思う方も多いと思うのですが、革も本来は動物の肌です。スキンケアという意味では間違っていないと思います(思い込み) お風呂に入ったあとの人間のお肌も、洗濯されたあとの革も、水分や油分が無くなって乾燥しているのは一緒なので「加湿」して「保湿」するのには、人間のお肌用のスキンケア用品も使えるはずです。
化粧水
スキンケアの順番と同じで、まず化粧水を塗り込んでいきます。化粧水は、お肌に「水分」を与えてくれるもので、乾燥してパキパキになっている革にまず水分を与えて表面に潤いを与えてあげます。中の床面からも塗ってあげます。垂れてきたのはティッシュなどで拭いてあげます。
乳液
少し乾かしたあと、乳液を塗り込みます。乳液は、化粧水でお肌に与えた「水分」を逃さないように、「油分」を与えて潤いを逃さないようにフタをしてくれるものです。乳液も、床面からもしっかり塗り込んであげます。
化粧水と乳液を塗って、少し乾かしたものです。薄くなっていた表面の色が少し濃くなって、潤ってきたような気がします。
ボディクリーム
さらに少し乾かしたあと、ボディクリームを塗り込みます。こちらは床面に塗ると乾きにくいと思ったので表面だけ塗りました。ボディクリームは、乳液に加えて更に革の表面に油分を与えるために使用しました。そして、こちらのクリームにはミツロウなども含まれていますので、「加湿」と「保湿」をした革の表面に艶をもたせたり、表面にワックスの膜ができることで、汚れを防いでくれる効果もあります。
お手入れ後
全て塗り終わって、2時間ほど乾かした後の名刺ケースです。色に深みが戻って艶もあり、質感も元のしなやかで柔らかい質感に戻ったような、こころなしかスベスベになっているようにも思います☺️
今回は、洗濯してしまったり、ずぶ濡れになってしまった革に対してすぐに出来るお手入れをご紹介しました。
革にとって大切なのは、「劣化を防ぐ適度な水分」と「水分を逃さないようにする成分」です。
加湿のための「水」、保湿のための「オイル(油脂)」や「ワックス(ロウ)」
革用のクリーム等には、主にこれらの成分が含まれています。
それを今回は、化粧水(水分)、乳液(油分)、ボディクリーム(油脂)で代用してみました。
少し色は濃くなってしまいましたが思っていたより元の状態に戻って、これからも使って行けそうです。
もし、洗濯してしまったりずぶ濡れになってしまった革製品などがあれば、皆様もお試しください👍
もちろん既に革用のケア用品をお持ちであれば、絶対にそちらを使った方が良いです🙆♀️
HallelujahのYouTubeチャンネルでも、化粧水と乳液を使ったお手入れの様子をご紹介しているので、是非ご覧になって見てくださいね! ⇒「化粧水と乳液でレザーケア!? 革財布をお手入れできるか実験したらまさかの行けちゃった!?」
楽しんで頂けましたでしょうか? 少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
また次回の記事もお楽しみに!! それでは👋