革財布の買い替え時期はいつ?何年も使える長持ちするものを選ぼう

財布は私たちの生活に欠かせないアイテムですよね。その中でも革財布は心地よい肌触りと高級感のあるデザインから人気が高いです。しかし、革財布の寿命や交換時期がいつか分からず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、革財布の寿命・買い替え時期のサイン・長持ちする長財布の選び方のコツをメインに紹介していきます。長持ちするポイントを知って、経年変化を楽しみながらより長く本革財布を楽しんでいきましょう。

革財布の買い替え時期は?何年使える?

あなたの革財布は使い始めてからどのくらい経っていますか?本革の財布の寿命は約5年〜10年が目安と言われています。まずは、革財布を買い替える頻度や時期について紹介します。

本革財布は約5~10年で買い替えるのが一般的

はじめにお話しましたように、本革財布の寿命は5〜10年が目安と言われています。まずは、革財布を買い替える頻度や時期について紹介します。

画像の財布は、私が半年愛用していた栃木レザーの長財布です。毎日使用していましたが、形崩れしておらず、エイジングしてツヤが出てきています。「良い物を長く使いたい」という方に本革のお財布はおすすめです。

栃木レザー(牛革) ラウンド長財布
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合成皮革財布は約2年で買い替えるのが一般的

人工的に本革の質感に似せて作られた素材のことです。「PVC」「PU」と素材名に記載され、「PUレザー」「フェイクレザー」などと呼ばれることもあります。

 

動物の革は使用しておらず、繊維生地に樹脂層をコーティングしています。 合成皮革の特徴は以下の通りです。

・耐久性が低い(破れやすい、剥げる)
・経年変化しない(手入れをしても時間とともに劣化)

合皮の素材であるポリウレタンは、空気中に含まれる水分と結合して劣化する性質があるので、寿命は2年ほどと言われています。本革財布よりも耐久性が低いため寿命は短く、劣化しやすいのがデメリットだと言えるでしょう。

革財布の買い替え時期の5つのサイン

財布は仕事でもプライベートでも携帯していて使用頻度の高いアイテムなので、人目に触れる機会が多いです。そのため、あまりに使い込まれたボロボロの財布を使っていては、恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。みすぼらしい財布を使っていると周りからの印象は悪く、金運も下がると言われていますので注意が必要です。

ここからは、財布の買い替えサインを5つ紹介します。5つのうち1つでも当てはまっている方は、財布の買い替えを検討してみてください。

①金具の破損


財布には、ファスナー、がま口、ホックなど様々な金具が使用されています。長く使っていると、「ファスナーが閉まらない」「持ち手が取れた」「がま口に隙間ができた」「ホックが閉まらない」などといった修理が必要な不具合が起こるでしょう。

また、金具の色が剥げてしまう場合もあります。軽度の不具合であれば修理して使い続けることもできますが、何度も不具合を繰り返している財布であれば、買い替えを検討することをおすすめします。

②複数の傷や糸のほつれ


本革についた多少の傷は経年変化で目立ちにくくなりますが、多くの傷がついている時は劣化のサインと言えます。

また、糸がほつれている場合、その部分から革が劣化し、最終的には縫い合わせてあったパーツがはがれてしまうことがあります。たくさんの傷や糸のほつれがあれば、買い替えを検討しましょう。

③著しい色落ちや、ひび割れ

長く使ううちに色が落ちて艶がなくなり、ひび割れが目立ってきたら革の寿命が近いというサインです。専用クリームでお手入れを行えば状態が改善されることもありますが、メンテナンスをしても改善されなければ寿命であると認識しましょう。

④角擦れ


財布は使用しているうちに角の部分が擦れていきます。そして、角部分に色落ちや破れが見られるようになります。角擦れはリペア専門店で修理は可能ですが、財布の作りによっては修理が完全にできない場合もあるでしょう。費用が高くなる場合には、買い替えの検討時期と考えてください。

⑤変形・型崩れ


財布は、革にハリがなくなり、ヨレてくたびれてきたら買い換えるのがベストです。本来の容量以上に収納していると形崩れの原因となるだけでなく、革はその形にあわせて伸び、変形していきます。一度中身を出して、財布の形をチェックしてみてください。財布の形が変形していれば、買い替えのタイミングです。

革財布を買い替えるのにおすすめなタイミング6選


ここまで、革財布を買い替える時のサインを5つお伝えしましたが、どんなタイミングで財布を買い替えるかも重要なポイントです。ここからは、革財布を買い替えるのにおすすめのタイミングを風水の観点から解説していきます。


一粒万倍日

一粒万倍日とは日本の暦に古くからある吉日の一つで、「一粒のもみを撒けば万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味から、「わずかなものが飛躍的に増える日」だと言われています。

小さなことが何倍にもなって返ってくるとされていることから、新しいことを始めたり、何かを新調したりするのにぴったりな日です。また、お金に関することを始めるのに適した日でもあるので、財布の交換や買い替えをするにはぴったりなタイミングだと言えるでしょう。

また、一粒万倍日は月に4〜6回程度あるため、財布を買い替える時期を検討しやすいですよ。

天赦日

天赦日は陰陽道において一年で最も吉とされる日で、何を行うにも縁起が良いとされている最上の吉日です。結婚や入籍の日にぴったりなほか、金運を上げる力を持った日でもあるため、財布を買い替えるのにも最適な日だと言えます。

しかし、天赦日は一年に数回しかない貴重な日のため、天赦日に財布を買い替えたいならしっかりとカレンダーでチェックしておきましょう。

天恩日

天恩日とは「天からの恩恵を最大限に受けられる日」で、あらゆることに対して縁起が良い日とされていることから、財布を買い替えるのにも最適な日だと言えます。また、天恩日は5日間続くのが特徴で、年間約90日あるため、他の吉日とも合わせやすいという特徴もあります。

鬼宿日

鬼宿日とは中国で生まれた天文学・占星術に由来する二十八宿のひとつで、28日に一度必ずやってくる吉日です。鬼が宿にこもって出歩かないことから、物事がスムーズに進められる日だとされています。

結婚や入籍などの婚姻関係は凶だとされていますが、それ以外は万事に大吉とされているので、財布を買い替えるのにおすすめの日です。

寅の日

寅の日とは干支に基づいて12日ごとに巡ってくる吉日で、別名「金運招来日」と呼ばれています。虎は千里行って千里戻れると言われるほどの俊足であることから、出て行ったお金をすぐに呼び戻せると考えられています。虎の日に財布の新調をすることで金運アップの効果が期待できるでしょう。<\p>

巳の日

巳の日は、寅の日同様干支に基づいて12日ごとに巡ってきます。巳(蛇)は財運や芸術を司る弁財天の使いであるため、巳の日は金運・財運にまつわる縁起の良い吉日のひとつです。そのため、お金に関係するアイテムである財布を新調するにはぴったりの日だと言えるでしょう。

また、60日に一度やってくる「巳」と十干の「己」が重なった己巳(つちのとみ)の日はさらに縁起の良い日だとされているため、もっと金運をアップさせたい方はぜひチェックしておきましょう。

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革財布の合皮と本革の見分け方3選


財布を買い換えるのであれば、5〜10年と何年も使える本革財布を選びたいですよね。しかし、最近では技術が進んでおり、本革と合皮の区別は難しくなっています。

原材料名がわからない時は素材をチェックして本革と合皮を区別しましょう。ここでは、合皮と本革の特徴をお伝えします。

①折り曲げる


上記の画像は栃木レザー(牛革)を折り曲げた時の様子です。合皮を折り曲げると樹脂が浮かび上がるようなシワができますが、本革は人間と同じような筋の通ったシワができるのが特徴です。

②断面を見る


上記が、栃木レザー(牛革)の断面です。合皮の場合、布と樹脂を隠すため断面には染料が塗られていますが、本革は細かい繊維質と太い繊維質が網状の層になっています。

③毛穴を見る

合皮は型押しを表面にすることで本革に似せているため毛穴はありません。一方、本革は鞣しの過程で処理はしていますが、上記のようにライトの下でよく見ると毛穴が見えます。

長持ちする革財布選び3つのポイント


ここからは長持ちする革財布を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

①革の側面がコバ加工がされているもの

長持ちする革財布が欲しいなら、革の側面がコバ加工されているものを選びましょう。コバ加工がされている財布は、最も擦れる革の端の部分が補強されています。

コバ加工をすることで綺麗な見た目になるだけでなく、接触部分の毛羽立ちや擦れから守ることができるため、長く愛用できます。 写真のコードバンのミニ財布は、側面の革が切りっぱなしではなく、磨かれているのがわかりますでしょうか。

一方、コバ加工されていない断面は写真の通りです。コバ加工されていない財布は、そのまま製品のダメージとなってしまうため長く使うことは難しくなってしまいます。革財布を店頭で手に取る際にぜひ革の側面をチェックしてみてください。

②革の素材がコードバン(馬革)または牛革のもの

本革の財布に使われている革の種類は様々ですので、素材選びが大切です。丈夫で長持ちする革財布をお探しなら、本革の中でも特に丈夫なコードバン(馬の尻革)または牛革を選びましょう。

コードバンは起床価値が高いため、財布の相場は4万円〜8万円と高価ですが、牛革の約3倍の耐久性があります。

しかし、コードバンは高級レザーなので、予算に限りがある方は牛革を選んでください。

③財布の作りで部品が少ないもの

前述した通り、財布にはファスナーやホックが使われています。財布に使われている部品が多いほどメンテナンスや修理が必要となりますが、部品が少ない財布は破損の機会が少なくメンテナンスもし易いので長持ちします。

例えば上記写真のTIDYコートバンであれば、小銭入れと外装にのみファスナーを使用しています。コードバンと聞くと、先ほど紹介したように、光沢のあるツルツルしたものをイメージするかもしれません。それは、通常コードバンは革の表面を削り、特殊な加工をして出来上がるため、非常に限られた部分しか使えず、貴重な革と言われているからです。

ただ、革の無駄が発生してしまうのも事実。それでは革があまりにも勿体ないですよね。Hallelujahでは、コードバンの魅力である質感や強度はそのままに、あえて特殊な加工を一切することなくありのままのブエブロレザーのコードバンを使用しています。最小限の金具に抑えられたシンプルなデザインで、本革の中でも特に堅牢なコードバンを使用しているので長く愛用していただける商品です。

コードバン TIDY2.0
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まとめ 革財布が何年使えるかは選び方がポイント

革財布が何年使えるかは、「革の側面」「素材」「作り」など革財布の種類で大きく異なります。今お使いの財布に、「金具の破損」「複数の傷や糸のほつれ」「色落ちや、ひび割れ」「角擦れ」「変形・形崩れ」などのダメージが目立ってきたら、買い替えを検討することをおすすめします。

今回お伝えした長持ちする財布の選び方のコツを意識して選べば、より長く愛用していただけるでしょう。ぜひこの機会にご自身のお財布をチェックしてみてください。