馬革の5つの特徴と種類とは?お手入れ方法やおすすめの馬革製品まで徹底解説!

馬革は昔から味わい深い素材として多くの人たちから親しまれてきた素材です。長く使える耐久性と使えば使うほど独特の風合いが出てくるため、一度馬革を使うと手放すことができません。

そこでこの記事では、馬革の特徴や種類、そしてお手入れの方法について徹底解説していきます。今、馬革製品の購入を検討されている方は、是非参考にしてください。

馬革とは?

馬革は「ばかく」や「うまがわ」という読み方をしますが、別名「ホースレザー」とも呼ばれており、馬の皮を使用した革製品のことを意味しています。耐久性が高く独特の風合いがあり、バッグ・靴・ベルトなどで利用されています。

革製品と言えば牛革を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、馬は牛と比べて走ることが多く脂肪分が少ないとされています。そのため馬革のほうが厚さが牛皮よりも薄く強度があります。

しかも、馬市場では生産数が減りつつあるため、とても希少価値の高い革として知られているのです。

馬革は大変丈夫で長持ちするだけでなく、使い込めば使い込むほどに独特の風合いが増していき、徐々に柔らかくなってくるため、愛用者には絶大な人気を誇っています。

しかも、 通気性が良いこともあり、高品質素材として高級製品に多く使用されることがあるのです。

馬革の日本における歴史を解説!

馬革の歴史を紐解くと、なんと縄文時代までさかのぼります。この頃にはすでに動物の皮を使っていたと考えられていますが、朝鮮半島にあった百済から渡来した人たちが日本に革のを加工技術を伝えたとされているのです。

その後、高麗から革加工の集団が訪れて本格的に馬・牛の革製造を始めました。このことから馬革は歴史的のある素材と言ってもいいかもしれません。

平安時代になると、馬革が武具・衣装の一部として使われるようになり、武士の間では馬革製の鎧や鞍がもてはされます。そして、江戸時代ではすでに靴・物入れなどアイテムとして武士や商人の間に広まっていったのです。

明治に入ると西洋文化の輸入とともに馬革のニーズがさらに広がり、革製品の輸出も開始。現代で馬革は、高級品としてファッションやスポーツ用品などに利用されています。

馬革の5つの特徴とは?

歴史のある馬革は、現在でも多くのファンを魅了して止みません。では、なぜ馬革は絶大な人気を誇っているのでしょうか?ここからは馬革の特徴を5点ご紹介していきましょう。

①美しい光沢と滑らかな手触り

馬革は非常に美しい光沢があり、これに虜になる人が少なくありません。しかも馬革を手に取ってみると、滑らかな手触りがあることに気付きます。これが馬革の人気の大きな秘密なのかもしれません。

なぜ鮮やかな光沢と滑らかな手触りがあるのかというと、馬のお尻周辺から採取される革はとても緻密な繊維構造をしており、これを磨き上げることで馬革特有の深みのある光沢を放つためです。

オイルを含みやすい性質をしているため、時間をかけて使い込むことで味わい深い艶が出てきて、美しい光沢になってくるわけです。それと同時に手触りも滑らかでしっくり馴染んできて、中々手放すことができない方が多いといいます。

②柔軟性がある

馬革に柔軟性がある点も特徴の1つです。牛革と比べると繊維構造が緻密なため、その薄さからは想像できないくらいに強靭さがあります。それでいてしなやかで柔軟性があるため、折り曲げで変形しにくい性質があります。

革製品の中には長い間、使っているうちに革にヒビが入ってしまうものもありますが、馬革の場合、滑らかな質感をキープしつつ、次第に柔らかくなっていくのです。

薄く強度もあり、軽量で適度な弾力性を持っているため、靴・財布・バッグなどの革製品に適しています。後で説明しますが、正しくお手入れすることで、革が持つしなやかさが失われることもありません。

③通気性が良い

馬革は高い通気性を持っています。前述のように牛革より細かな繊維構造でありながら、適度な通気性を備えているので、そのため馬革は適度な水分を吸収して内側に蓄積された湿気を放出しやすい性質があるのです。

革製の靴を使っていると蒸れに悩まされることがありますが、馬革製なら足のムレを防いでくれて長い時間履きっぱなしでも、快適な状態を保ってくれます。

また、きちんとメンテナンスすることでこの通気性を維持することができるので、長く愛用することができるでしょう。

④水に弱い

馬革は、通気性が高く柔軟なしなやかさがある一方で、水に弱い特性があります。これは水分を吸収しやすいため。特に高級な馬革は水をはじくことを苦手としているためで、革の表面に水がつくとシミになりやすいのです。

水がついたままにしておくと繊維が膨張してしまい、乾燥した後に硬化やひび割れの原因になる恐れがあるので注意しなければなりません。

また、水に濡れることで表面の艶や光沢を損なう可能性もあります。特に高級馬革のコードバンは水が当たると風合いが変化して、色ムラ・ザラつきが出てくる可能性もあるので、水滴がつかないようにする必要があるでしょう。

このように馬革の良さを損なわないためには防水スプレーをかけたり、雨天の日の使用を避けるようにしてください。

もし濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布で水滴を拭き取って風通しの良い場所で自然乾燥を心がけましょう。ドライヤーで乾燥させたり、太陽光の下で乾かしたりすると、馬革が硬くなってしまうので禁物です。

⑤経年変化で美しさが増す

一般的に合成皮革やコーティング加工製品は経年劣化で痛みが激しくなっていきますが、馬革は経年変化でも美しさが増す素材として知られています。これは、馬革がオイルを含んで普段使っている間に摩擦や手脂によって革表面が磨かれていくためです。

先ほども触れたように馬革は使っていくことで柔軟性が増していくため、財布やバッグ、靴などで自分にしかない風合いが生まれて愛着が深まっていきます。

馬革の5つの種類とは?

時間の経過とともに独特の風合いが生まれてくる馬革ですが、特性や用途に応じてさまざまな種類があります。

一般的に馬革は耐久性が高く柔軟性にも優れているため、アクセサリーや衣料品など幅広い分野で使用されているのです。

そこでここからは馬革の代表的な5種類についてご紹介していきましょう。各々の特徴や利点について詳しく見ていくので、あなたが馬革を選ぶ際の参考にしてください。

①ホースフロント

1つ目はホースフロントです。このホースフロントは、馬の首から前足までの革のことを指しているのですが、しなやかで軽量な点が特徴です。

比較的若い馬の革を使っているため後述するホースハイドより強度は弱いものの、緩やかで柔らかな繊維のため、加工がやりやすくしっとりとした手触り感があります。薄い革ですが、適度な耐久性もあり、軽やかな仕上がりを実現しているのです。

メリットとしては、なめしや染色が比較的簡単なため、豊かな風合いを生み出すことができます。ホースフロントの用途としては、バッグ・小物を始め、アパレルの分野でも使われており、柔らかい質感が重視されるジャケットや手袋にも使わているのです

②ホースハイド

ホースハイドは、馬の背中部分の革のことで、牛革と比較すると薄くてしなやかさを保ちつつ、一定の強度を持っています。

密度の高い繊維があるため、耐摩耗性・耐久性に優れているのです。そのためじっくり使っていくことで、ホースハイドならではの味わいが増してきます。

時間の経過とともに次第に美しくなり、光沢が増していく点が特徴的でしょう。そのためホースハイドは、レザージャケット・ブーツ・ライダース用品など耐久性が重要視される分野で使われる素材です。

ただし、ホースハイドは1930年代に多用されていましたが、近年では生産量が減少しており、市場で見かけることが非常に少なくなってきています。

③ポニーレザー

ポニーレザーは小馬の革でとても薄く柔らかい素材です。ポニーは成長しても体高が147cm以下の小さな馬を指しているのですが、この馬から取れる革のため、キメが細かく美しい光沢がある点が特徴です。

見た目はエレガントな感じがあり軽いため、女性向けの製品によく用いられています。財布・ポーチなどの小物類や高級手袋・アパレル関連製品などにも使われており、繊細な仕上がりが求められる分野で選ばれています。

また、ポニーレザーが持つ軽さとしなやかさから子供向け製品・ファッションアイテムに使用されることも多いです。

④コードバン

コードバンは馬の臀部(お尻の部分)の革です。非常に密度の高い繊維構造を持っており、コードバンならではの光沢と強度を誇っています。

緻密な繊維で滑らかな表面と味わい深い色合い、そして強靭な特徴があるため、ビジネス向けの革製品でよく使われています。高級靴・財布・ベルトなどの製品は高級感と耐久性が要求されるので、コードバンは最適の素材といっていいでしょう。

コードバンは高級レザーに位置付けられるため、価格設定も高い傾向があります。しかし、耐久性に優れており使用後から数年経っても、傷みが少なく美しい光沢を維持できるため、長期使用に適しているのです。

⑤ホースヌメ

ホースヌメは馬革を植物タンニンでなめしたヌメ革です。タンニンから出てくる自然な風合いが時間が経つことで深みを帯びてくるので、使っているうちに愛着が湧いてくる点が特徴でしょう。

メリットとしては染色・オイル加工が比較的簡単なため、長く使用することで自分の好みに仕上げられる点が挙げられます。

主な使われ方としては、バッグ・ベルト・財布など経年変化を楽しめる製品に使われていることが多いですが、自然なテイストを活かした伝統工芸品などにもよく用いられているのです。

※馬革の特徴や種類について、もっと知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

馬革のお手入れ方法とは?

馬革は耐久性が高いだけでなく経年経過とともに美しい光沢が増してくる特徴があります。しかし、水・汚れに弱いため、正しくお手入れしていくことが必要です。

馬革製品を長く使っていくために必要なお手入れ方法をお伝えしていきましょう。

表面についたほこりや汚れを布で軽く拭き取る

馬革のお手入れの基本は、まずは表面についたほこりや汚れを布で軽く拭き取ることです。このとき注意しておきたいことは使う布の種類。

綿性の布やマイクロファイバークロスなど柔らかな素材の布なら革を傷つけにくいので、おすすめです。この他にら馬の毛で作られているブラシも細かなほこりと汚れをソフトな感じで落とせるので、1つは用意しておきたいもの。

汚れを拭き取るときは、力を入れてゴシゴシこすらずに軽くなでるように拭いてください。そして、同じ方向に拭くことも革の繊維を整えやすいので、覚えておきましょう。

汚れがひどくて布で落とせない場合は、湿らせた程度の布を使いましょう。拭いた後は必ず乾拭きで仕上げることが大切です。水分をたくさん含みすぎるとシミになる可能性があるため、湿らせた布は極力水分を少なめにすること。

アルコールや化学薬品は革を傷めるため、絶対に使わないでください。

革製品専用のクリームを塗る

次にやっておきたいお手入れ方法は、「クリームを塗る」というものです。馬革にクリームを塗ることで、保湿・保護・ツヤ出しの効果が生まれてきます。

ただし、クリームと言ってもどんなものでもいいというものではありません。革製品専用のクリームを選んで使用することが、馬革を長く使うために重要になってきます。

お手入れに使うクリームの選び方としては、水分と油分がバランスよく含まれている乳化性の馬革専用クリームを使うのが理想的です。また、無色タイプを使うと色ムラが少ないのでおすすめですね。

クリームを使用する前にやっておかなればならないことは、表面のほこりや汚れをしっかり落としておくことです。

前項で触れた馬毛のブラシや乾いた布で軽く拭いてください。汚れを落とした後はいきなりクリームを塗らず、布・スポンジに1〜2粒程度取って目立たない部分で試しでシミにならないかを確認。そこで問題にならないならムラなく円を描くように薄く塗り広げていくのです。ここで塗り過ぎに注意してください。

塗った後は10分ほどそのまま放置して革に馴染ませていきましょう。時間が経ったら、乾いた柔らかい布で余分なクリームを拭き取っていきます。最後に馬毛ブラシで磨いていくことで、ツヤが出てくるようになるので、1、2ヶ月に1回程度のペースでメンテナンスしていきましょう。

濡れたらすぐに拭いて水分をとる

馬革を長く使っていくためには、こまめにほこりや汚れを落としたり、定期的に専用のクリームを塗り込んでいく必要があります。

しかし、もし濡れたらすぐに水分を拭き取るようにしてください。なぜなら馬革は水に非常に弱いためです。濡れたらすぐに対応しておかなければ水分が革に染み込んでひび割れの原因になってしまうので、「すぐに拭き取ること」を覚えておきましょう。

使用する布は乾いた柔らかいものですが、水分を拭き取る際には、決してこすらないようにしてください。そうしないと摩擦で革の表面が傷つく可能性があります。

拭くときはポンポンと軽く叩くように拭きましょう。水分を拭き取った後は、風通しの良い日陰で自然乾燥させます。早く乾かしたいからといって直接日光に照らしてみたり、ドライヤーで熱風を当てないようにしてください。

乾いた後は前述のように専用クリームを塗って保湿しつつ、馬毛ブラシで磨いてツヤを戻すようにしましょう。

馬革のおすすめ製品

1. 支払いの所作まで美しく。本格派「コインキャッチャー コインケース」

お祭りや自動販売機、ちょっとしたお買い物など、夏のアクティブなシーンで意外と出番の多い小銭。そんな小銭を美しく整列収納できるのが、こちらのコインキャッチャーです。

  • 500円~10円まで仕分けできるコインレール式構造: 開いた瞬間にいくらあるか一目でわかり、レジ前でのスムーズな支払いを実現します。
  • 逆さにしても落ちない安心設計: フラップ式の快適な開閉と相まって、見た目も使い勝手も妥協しません。
  • 高級姫路レザー(馬革)を使用: 使うほどに艶が増し、自分だけのエイジング(経年変化)を楽しめます。

2. サブ財布にも最適。万能型「コインケース ラウンドファスナー」

アクティブに動きたいけれど、防犯面もしっかり守りたい。そんな大人のための本格コインケースです。ラウンドファスナーで中身をしっかりガードしつつ、財布としての役割も十二分に果たします。

  • これ一つでお出かけ可能: ファスナーのないコインポケットは開けた瞬間に取り出せ、両サイドには紙幣やカードも収納可能。
  • 外側ポケットでICカードも最短アクセス: 通勤や改札の通過、電子マネーでの決済が驚くほどスムーズに。
  • 上質な姫路レザー: 時間が経つにつれて色が深まり、味わい深い色合いへと変化します。

3. ミニマルを極める。整理上手な「コインケース セパレート」

究極のシンプルさと使いやすさを追求した、セパレート設計のコンパクト財布。ポケットにすっと忍ばせておける軽量さが魅力です。

  • ストレスフリーな2分割構造: コイン収納ポケットを本体と分けて使用でき、お札やカードとの仕分けがラクに行えます。
  • 大胆にしまえる広口設計: 計算されたファスナー無しの小銭入れは最大13cmまで開き、お釣りをもらう際もスムーズです。
  • 手のひらサイズの高級感: 高級姫路レザーを使用し、毎日のミニマルライフに確かな上質さをプラスします。

4. 革好きがたどり着くゴール。小さい長財布「TIDY2.0 Nexa」コードバン

「長財布は大きくて分厚い」という概念を覆す、Hallelujahのマスターピース。世界屈指の兵庫県姫路市の馬革タンナー「新喜皮革」の希少なオイルコードバンを贅沢に使用した、至高の逸品です。

  • 一万円札が折らずに収まる最小サイズ: ほぼスマホサイズながら、紙幣20枚、コイン20枚、カード15枚、さらには通帳や鍵まで収納可能。
  • 視認性抜群の縦型カードポケット: 全てのカードが同じ高さで見え、サッと取り出せる独自のレイアウト。
  • キャッシュレス時代に最適な外ポケット: スピーディな支払いを可能にし、重厚感と透明感のあるコードバンの艶が、ビジネスから特別なシーンまで大人の品格を演出します。

味わい深い馬革の製品でおしゃれな生活を楽しみましょう

ここまで馬革の特徴や種類、お手入れ方法、おすすめ製品をご紹介してきました。

革製品といえば、牛革がよく知られていますが、使えば使うほど深い風合いが生まれてくる馬革。そんな馬革の製品を普段使うアイテムの中でさりげなく取り入れることで、ちょっとしたおしゃれな生活を満喫できるかもしれません。

今あなたが馬革をご検討されているなら、ぜひ馬革に対する素晴らしさを知って、手に取ってみてください。

※hallelujahが取り扱っている馬革を詳しく知りたい方は、下記にアクセスしてご覧ください。

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