こんにちは、ハレルヤの松川です。
気温も温度も秋に変わって、そろそろ衣替えの季節がやって来ました。
夏の洋服も一度、休憩させるタイミングで、
自分の持っているレザーグッズも一度お手入れしなくては!と思い
今回のタイミングで気になっているケア方法を
試してみることにしました。
皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。
革製品のお手入れにワセリンはいいのか...
いろんな情報がネットでは飛び交っていますが
実際に自分でやってみたら真実がわかるので、検証です!
ワセリンとは?
その前に、ワセリンについてチラッとご説明、
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ワセリンは、石油から得た炭化水素類の混合物を高純度に精製した、皮膚を保護する保湿剤のことです。
ユニリーバの商標で、日本のみならず、世界中で一般名詞化されています。
今の時代ならどこでも手に入りますよね。
ドラッグストアやコンビニで200円~300円程度で買える安価な商品です。
僕も、季節の変わり目などに乾燥して来たらよく使うありがたい存在。
人に使う場合
- 乾燥を防ぎ、薄い油性の保護膜ができる。
- 角質層へほとんど浸透しない
- やけどなどにも有効。
- 靴擦れなどにも使える。
などの効果が期待されます。
革製品に使う場合
- 革の持つ水分の乾燥を防ぐ。
- 撥水効果。
- 革がしなやかになる。
などの効果が期待されます。
これだけみたらワセリンってすごい万能な保湿剤ですよね。
僕のイメージするワセリンは撥水が半端ない感覚ですが、何に塗ってもそれは共通すると思います。
ワセリンは防水スプレーがなくても一時的に風合いを保ったり、
撥水効果が期待できるので、急な雨に革製品を使っていたらワセリンを塗る。という話も聞きます。
ちなみに、ワセリンでのお手入れは革自体の色の変化が起こる場合があるので
使用する際は目立たないところで1度試してみてから使用することをオススメします!
ワセリンで半年使ったレザーキーケースをお手入れしてみた
上記を踏まえた上で早速やってみましょう。
今回は、キーケースを使います。
コチラが僕が6ヶ月使用したキーケース↓
いい感じに濃い色味にエイジングされて来ております。
今回は、わかりやすくするために右半分をワセリン、左を何もしない状態で進めていくのでそれを踏まえて見てくださいね。
まずは、乾拭きして表面の汚れを落とした状態からスタートです。
では、塗っていきます。
綿棒の頭と同じくらいのワセリンをすくいました。
結構伸びるかなぁ~と思ったのですが、
6ヶ月の歴史はそんな甘くなく、意外と伸びませんでした。
なので同じ量をもう一度すくい再び撫でるようにスリスリ。
そして、乾いた布で軽く拭き取るようにして...
これで、塗り終えました。
かなり濃くなったイメージです。
実際、塗ってみて溝にはすり込まないと塗れなかった印象です。
ツヤ感はパッと見た感じではそこまでの違いが分かりませんでしたが、
ライトに当ててみると、ワセリンの方が、出ました。
結構、塗った感があったので指で触ってみると、
意外とベタつきもなくしっとりとした感覚。
指にも全くつきませんでした。
最後に、撥水力も気になったので、
水滴を1滴ずつ...
ここは、違いがあり過ぎてビックリしました。
ワセリンの方は薄く塗っただけで
結構な撥水力。一方、何もしていない左側はかなり早いスピードで浸透していきました。
すぐに拭き取ったのですが、左側はしっかりと浸透したまま!
実際、ここまでやって見てワセリンは一時的な、外出先での緊急時などには
とても便利な保湿剤だと思いました。
ただ、革のことを考えると、栄養などが補えないので
革製品専用のクリームをメインに使い、
切らしてしまった時などの場合だけ、使える代役と考えるのが
僕的にはオススメかと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
キーケースをこのまま使いどうなって行くのか、またアップしますので
お楽しみに!